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さっき聞こえてきた大声が、たくさんの足音と共に、どんどん近づいてくる。
『ヤバい…!』
心の中で焦りながらも、手を引かれて走り続けていると、何だか前の方からも大勢の声と足音が聞こえてくるのが分かった。
まさか…挟み撃ち!?
何でこんなにボディーガードがいるんだよっ!!
すると、前を走っていた黒髪の男の人が、前方からやって来たボディーガードの方へ行き、栗色の髪の子が後方へ回り、私と金髪の男の人を守る様な体勢になった。
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