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後ろも気になって、思わず振り向くと…
「はぁっ!!」
こっちも凄い。
栗色の髪の男の子が、鞘から抜いていない刀を自由自在に操り、大きく跳躍したり、蹴り技を交えたりしながらボディーガードを次々と倒していく。
『何なんだ?この人達は?』
あんなに大勢いたボディーガード達も、数10秒で後たったの5人になってしまった。
その5人のボディーガードも、黒髪の男の人が
「破魔・竜王陣!」
の掛け声ともに、あっという間に片付けてしまった。
凄い…凄すぎる……
あっけにとられながら、引っ張られながら、私は走り続けた。
ダダダダ…
私達4人と1匹は、思い切り林の中を走り続け、やっとの事で少し開けた所に出た。
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