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「ふーたいしたことなくて良かったです!」
少女な治療？を終えたミアがトテトテと戻ってきた。
「で、尋ねたいことって何ですか？」
「え!あーうん。まずはここはどこ」
「シーボルト海岸です。」
（聞いたことないな？）
「んじゃ次、この国の名前は？」
「アレスト王国ですよ。」
（これも知らない。ならば!）
「エコロナ合衆国って知っているか？」
「へ？そんな国聞いたことありませんよ？」
ミアは不思議そうな目でオズマを見る。
（ウソをついてる様子もない……確定だな。）
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