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「で、何なのかしらこの状況は?」
ミレイがそういって辺りを見渡すと、
コケーコケー!
コッココッコ!
コケコッコー!
なんと百匹ほどのコカトリスが海岸に集まっていた。
「え!えーと…何でかな?」
「攻撃してこないし、むしろ歌を聴いていたようね。よし、歌いなさいミア♪」
「え、うっうん!」
よくわかってないミアはミレイの言葉に従ってまた歌いだした。
~♪
コケ~♪コッコ~♪
すると周りのコカトリスたちも歌い出した。
「やっぱり!すごいわよミア!モンスターが歌うなんて聞いたことないわよ!」
(私の歌が届いたの?)
あまりの光景に騒いでいたとき、
ズシンッ!ズシンッ!
ゴゲーゴッゴ!!
体長5メートルはあろうかといういかにも凶暴そうないかつい顔のコカトリスが現れた。
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