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20××年10月15日
タイトル
『無題』
今日は、私の家族の命日だったので
長い間行っていないので久しぶりに行ってきた。
それで電車に乗り換えてバスに乗り換え、そこから歩いてざっと1時間以上も使っただろう。
お墓に着いていたが
埃が貯まっていたか長い間掃除してないのが一目瞭然だと私は分かっていたので、掃除をして綺麗に終わえ、菊の花をそえ水を入れ蝋燭を立てて火を起こした。
線香を蝋燭に着き
側に置いて墓の目の前に座り、手を合わせながら目を閉じた。
小さな声でポソッと零した
『ごめんね・・・』
その一言に
右目から一粒の涙がすぅーと流した
・・・・忌ま忌ましい事件を失った家族達と会えない苛立ちであり、私だけ生き残ったのが運良かったのか分からないが・・・
ただ言えるのは
捕われすぎた私を救った
・・・・
あの人達に
私はこうして生きてるのも
感謝がいっぱい
でも・・・
私は今この地を出て行かなければならない事がある
私のーー・・・
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