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運命のゲーム
Destiny Game
このゲームに選ばれた者は
その運命から逃れられない
さて…
ダレニシヨウカナ
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「麻美おはよう!」
元気よく私の名前を呼ぶのは私の親友
紫藤 癒奈(シドウユナ)
「おはよう癒奈」
そして私は藤岡 麻美(フジオカアサミ)
私達はいつも一緒に学校に行く
ちなみに私は高校二年生である
いつも通りテレビの話など世間話をしている
そんな話をしている内に学校には着く
癒奈とはクラスも一緒なのでずっと話をしている
私達は話が尽きることはない
癒奈が明るい性格をしているからだ
私はそうでもないが、特別喋らないわけでもない
そうして私達は授業中もたまに喋り、注意される
昼は他のクラスの子もまざって楽しくご飯を食べる
そして午後の授業を受け、帰る
それが日常である
癒奈とは途中で別れ、私は家に着く
今は1月12日である
寒いので早く家に入りたいが先ずポストを見る
幾つかは母親宛に、二通は私宛であった
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