プロローグ

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「やっと帰ってこれたんだな。この街に。」 俺の名前は、皇大地(スメラギ ダイチ) 親の仕事で引っ越して、ちがう学校に行っていたが、この街や昔ここで遊んでいた奴らが恋しくなり、俺一人で戻ってきたというわけだ。 ちなみに遊んでいた奴らとは俺の幼なじみのことだ。 十年もたっているからみんな、姿も変わっていると思う。 しかし十年前の約束があるかぎり、俺はあいつらと会えると信じている。 昔話もここまでにして、俺は今家に向かっている。 ちなみに家は、昔住んでいた家を、親父が買っていたらしい。 親父曰く 「お前の考えはわかりやすいからな」 ということらしい。 その方が俺も、楽だからいいけどな。
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