崩壊
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帰る前にトイレを借りた。 太ももについた体液を 見た瞬間心臓が跳ねた。 バクバクと心臓の音を感じる。 トイレットペーパーで 拭き取りトイレから出た。 ドアを開けると純がいた。 「大丈夫? 顔色悪いで」 誰のせいやと思ってんねん。 心配そうな顔で優を見た。 『大丈夫』 再び純に対する嫌悪感が蘇る。 「‥タクシー呼んだで」 『歩いて帰れるで?』 「もう呼んだから‥ 行こか」
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