崩壊

17/27
前へ
/468ページ
次へ
タクシーに乗り込んだ。 すると純も乗り込み 運転手さんに優の家を 説明していた。 『何してるん?』 「送る」 『いいよ‥降りて』 「さっきのチャイム 裕也やった。」 『え?』 運転手さんはこちらを うかがいながら 車を走らせた。 純は優を無視して話し続ける。 「裕也は優が好きなんかな‥ 俺ボロカス言われたわ。 めっちゃ怒ってた。 話し合い終わったら ちゃんと優送るって言って 帰れ言うて帰したけど」 『裕也やったんや』 「優と裕也できてるとかある?」 『あるわけないやん‥ 何言ってるん?』 「なんでそんな仲いいん?」 なんでって‥
/468ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1747人が本棚に入れています
本棚に追加