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閉じた傘の先っぽで
曇り空なぞったアーチ
この竦んだ世界に
誰か素敵な色を
たしてくれないか
雨上がりの街
飛び交う希望の粒子を
吸い込んだ春の日差しが
集めた七色の色
もうすぐ君は旅立ちの時
その心 締め付ける
不安や迷いを
ほどく光のような
言葉 僕は 見つけられるかな
遠ければ遠いほど
鮮やかな虹の色
心の盾に描いた
夢は今も夢のまま
近付けば 近付くほど
見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない
痛みのなかに
君は今 包まれているから
3色のクレヨンで
なんだって書けたのに
100色の絵の具 目の前に
被写体が決まらない
この瞳が忘れた色
探して屋上で1人
眺める空に
愛よりも もっと
深い夢より 強い
色を 僕等
見つけられるのかな
遠くまで届くのは
悲しみ越えたメロディー
瞳閉じれば 心は
ドアとドアで繋がってる
いつまでも忘れない
喜び満ち溢れた日々
消えたんじゃない
記憶の中に
君との思い出だけで
生きている
遠ければ遠いほど
鮮やかな虹の色
心の盾に描いた
夢は今も あの虹のように
近付けば 近付くほど
見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない
痛みのなかに
君は今 包まれているから
ただ一筋の願いが
無限の思いを乗せて
透明な虹をかけてる
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