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+豊臣 秀吉+
→豊臣軍の総大将。
女好きで有名な彼を高虎は畏れて,雪を養子にした。
戦については他に例を見ない程の人選が上手い者。
近隣の国の国主からは,「サル」と呼ばれている。
+石田 三成+
→豊臣家の奉行を勤める。
世間からは,横暴で冷酷だと言われ,「佐和山の狐」と呼ばれている。
その表情は何時もお面の様に,変わる事が無い。
容姿は男にしては美しく,高過ぎず低すぎずの鼻に,切れ長の目をしている。
年齢は,22歳である。
+島 左近+
→三成に,二万石という高録で迎え入れられた。
ちなみに二万石とは,三成の当時の録の半分だという。
三成に仕えるうちに,彼の内なる感情にいち早く気付き,軽い危惧を抱く。
軍略と武働き共に長けていて,「三成に過ぎたる者」と言われている。年齢は43歳。
戦では,刃の厚い巨刀を操る。
+大谷 吉継+
→三成の幼き時からの親友。
25歳という若さで不治の病に掛かり,顔の半分を白い布で覆っている。
秀吉に,「百万の兵を与えて戦をさせたい」と言わせた程の知将である。
+小西 行長+
→キリスト教を禁ずる豊臣の元であえてキリスト教信者でい続ける。
同じキリスト教徒である雪とは,何度も顔を合わせた事のある知り合い。
大人なのだが,言動が意外と幼かったりする。
戦では,刀と異国の銃を操る。
+宇喜多 秀家+
→容姿は三成と同じく,美しい。
しかし戦働きは三成とは違い,数々の輝かしい物がある。
戦では身の丈程の巨刀を操っている。
小西とは仲良しである。
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