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僕はうなずいた。
空を飛べるなんて考えもしなかった。
あんなにも広く蒼い、空。
「ふぅん、だからお空であなたに会えなかったんだね。
お空を飛んでてもだれにも会えないんだもの」
キミはいつもひとりぼっちだったのか。
「ねぇ、なぜキミはひとりで平気なの? あんなにも広い世界でひとりきりなんて哀しくない?」
「ねぇ、なんであなたにはハネがないの? こんなに広い世界を自由に飛べないなんて寂しくない?」
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