閑話

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トキワシティを左に進んだところにある22番道路。 そこに一人の少年の姿があった。 「くそぅ!ユウに負けるなんて」 タイキは数時間前のことを思い出していた。 タイプ的に圧倒的に有利なモエモンを選び、奇襲までかけた、なのに負けた。 タイキはそのことに恥ずかしさと悔しさを覚えていた。 「みてろよユウ、俺はお前よりも早くモエモンマスターになってやる」 幼いころから兄弟同然で、なにをやるにも競ってきた仲だ。絶対に負けたくない。
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