本当は

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「わーお布団ふかふか~!」 ・・・・本当に住み着いてるし。 あり得ない。 母さんが子好きなのは知ってるさ。 知ってるけどさ こいつは...こいつだけは... 許せないっ!!! 「ねー弘太!洋服ないの?」 「明日買いに行くならいいだろ。」 どーせ俺ら(弟)に使わない洋服台ふんだんに使うだろうし。 「だって寝間着ないじゃん!」 「寝間着言うな。パジャマって言え。だいいち、俺の服じゃお前にはデカすぎる。」 さすがにだぼだぼはきついだろ。 ってかこいつの場合だぼだぼじゃすまないか。 脱げるな確実に。 「デカくてもいい!!なんかないのか?明日には大丈夫なくらいだから!!」 ・・・は? 明日には大丈夫って。 意味不明なんすけど。 「明日には身長伸びてるから!!」 「天使ってそんなにでかいの?」 どうするよ 明日には俺の服突き破る位デカくなってたら。 ・・・・恐ろしいっ!! 「人間の10歳と同じ位になる!さっき言っただろ!!」 そんなことも言ってたか。 忘れてたよ。 「...弟に聞いてくる。」 「まて!我もいく!!」 我って・・・ なんか笑える とりあえず 弟ならなんか小さめの服持ってるよな。 あいつちびだし。
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