本当は

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「悠太ー開けるよ」 「なにー?」 「なんか小さめの服ない?お前が着れなくなったやつとか。」 「・・・・・・・。」 あ、怒ってる。 自分がばかにされたと思ってんだな。 いいや面白いからそのままにしとこ。 「ない!ないない!」 「ふ~ん。じゃあお前これ着れるんだ?」 あきらか小さい洋服。 いくら悠太でも着れないだろ。 ちなみに悠太は中2で俺とは2つ違い。 身長は146cm体重34㎏ だからこいつの服なら平気だろ。 「いいよっ!好きなの持ってけ!!」 「サンキュー!!」 ということでお借りしましたー 「弘太ーどこだー」 「うるせー。叫ぶな。」 「いたー!探したぞ!」 「こんな狭い家でまような。それと適当に洋服。」 「迷ってない!!でもありがとな!!」 こいつちゃんとお礼言えんじゃん。 つか眠いから寝よ。 「じゃ。それ着て寝ろよ。」 「えっ!弘太は一緒じゃないのか!!」 ・・・・・・・・・。 「お前と添い寝なんて死んでもイヤだ!!!!」 絶対無理。 彼女でさえ一緒に寝たことないのに なんでこいつと。 「お願いだ。一緒に...」 「無理。無理。イヤだ。」 「....お願い.......」 ・・・・・・・・。 なんでそんなに俺と寝たがるんだ。 気持ち悪い 「.....話、を聞いてほしいんだ。」 「.....お前が寝るまで居てやる。」 それ以上はほんと無理。 「一緒に寝てよぉ....」 「とりあえず部屋」 廊下でずっとしゃべってるわけにもいかない。 寒いし。 部屋入ろう。
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