7人が本棚に入れています
本棚に追加
「悠太ー開けるよ」
「なにー?」
「なんか小さめの服ない?お前が着れなくなったやつとか。」
「・・・・・・・。」
あ、怒ってる。
自分がばかにされたと思ってんだな。
いいや面白いからそのままにしとこ。
「ない!ないない!」
「ふ~ん。じゃあお前これ着れるんだ?」
あきらか小さい洋服。
いくら悠太でも着れないだろ。
ちなみに悠太は中2で俺とは2つ違い。
身長は146cm体重34㎏
だからこいつの服なら平気だろ。
「いいよっ!好きなの持ってけ!!」
「サンキュー!!」
ということでお借りしましたー
「弘太ーどこだー」
「うるせー。叫ぶな。」
「いたー!探したぞ!」
「こんな狭い家でまような。それと適当に洋服。」
「迷ってない!!でもありがとな!!」
こいつちゃんとお礼言えんじゃん。
つか眠いから寝よ。
「じゃ。それ着て寝ろよ。」
「えっ!弘太は一緒じゃないのか!!」
・・・・・・・・・。
「お前と添い寝なんて死んでもイヤだ!!!!」
絶対無理。
彼女でさえ一緒に寝たことないのに
なんでこいつと。
「お願いだ。一緒に...」
「無理。無理。イヤだ。」
「....お願い.......」
・・・・・・・・。
なんでそんなに俺と寝たがるんだ。
気持ち悪い
「.....話、を聞いてほしいんだ。」
「.....お前が寝るまで居てやる。」
それ以上はほんと無理。
「一緒に寝てよぉ....」
「とりあえず部屋」
廊下でずっとしゃべってるわけにもいかない。
寒いし。
部屋入ろう。
最初のコメントを投稿しよう!