288人が本棚に入れています
本棚に追加
和「オーイ、露姉。 朝だぞー。」
露奈「ウーン。 ん? オハヨー和!! お姉ちゃんまた振られちゃったー!!」
和「それでやけ酒して酔いつぶれてゴミ捨て場に寝てたって訳だな。」
露奈「そゆことー!!」
和「元気よく言うな。 ていうかまだ酔ってるだろ?」
露奈「そうだー。 いつも良い子な和にプレゼントー!!」
和「ん?」
すると、露奈は和にソフトボールサイズの水晶玉を渡した。
和「何これ?」
露奈「道端に落ちてたから拾っちゃったー!!」
和「拾っちゃったって…」
和(コレはどうみても高価なもの。 そんな物が石ころみたいに落ちてる訳がない。 ということは誰かが落としたって事だ。 つまり、交番に届ける…あぁ、駄目だ。 ここからじゃ遠回り…しょうがない。 帰りに届けるか。)
和「それじゃあ、行ってくるから露姉は早く家に戻ってね。 キャベ●ンは後で買ってくるからそれまで我慢しててねー!!」
露奈「ハーイ!!!」
ービルの上ー
ディープル「何で私がこんな事しなくちゃならないのよ。」
??「とりあえず、レーダーには反応がない。 どうやらアノ女は発動状態から鎮静状態にしているようだ。」
ディープル「空から捜すしかないか。 エアラス。 精霊兵をお願い。 ヘヴルスが全部ダメにしたらしい。」
エアラス「………来い。」
すると、二種類の形をしたロボットが上空より現れた。
一つは緑色のカラーリングで背中に巨大な翼が生えており、もう一つは黄色のカラーリングで両手が弓状になっていて、両脚の先にはブースターが付けられていた。
エアラス「typeーWとtypeーR。 予備だから六機だけだ。 それにそれはLv.1だ。 だが、文句は言わせん。」
ディープル「アイツ情報だと胸辺りに怪我を負わせたから満足に闘えないって言ってたからLv.1でも充分いけるでしょ。」
エアラス「そうか……。 それじゃあ、私は他の仕事がある。 後は頼んだぞ。」
バサッ!!
すると、エアラスという男の背中から突然鷹のような大きな翼が生え、空に飛んでいった。
ディープル「………それじゃあ、コレより精霊石を探してもらうぞ。 見つかるまでは空で待機。 見つけた後は速やかに精霊石を手に入れろ。 分かったか!?」
最初のコメントを投稿しよう!