第1章-変【はつどう】

4/7
前へ
/436ページ
次へ
精霊兵[イエス マイロード] ディープル「では、行ってこい!!」 ドォォォォォォォォォン!!!!!! 精霊兵達は空へ飛んでいった。 ディープル「……それじゃあ、見つかるまで日焼けサロンでも行くか。」 ー天陽高校ー 先生「……であるからして…」 和「……………ん?」 和(何だあれ? 鳥じゃ……無いよな。 飛行機……でも無いし。 ……怪物?……いや、現実的に有り得んだろ。 じゃあ一体…) 先生「おーい、神空(カミソラ)。」 和「あ、はい。」 先生「問5の答は?」 和「3xです。」 先生「正解だ。 だからといって人の授業中にボーッとしてるのは如何なものだ?」 和「すいません。」 先生「以降気を付けるように。」 和「それと俺の名字は神空(カミソラ)じゃなくて神空(キヨタカ)です。 先生も以降気を付けて下さい。」 先生「あ、あぁ…」 ー放課後ー 優己(ユウキ)「コレで16回目だな。 名字間違えられたの。」 昂汰(コウタ)「名前も含んで25回目だね。」 杏(アンズ)「中学の時も随分間違えられてたな。」 和「保育園の頃から間違えられてたから気にしてないよ。」 優己「まあ、そんな事よりコレからゲーセン行こうと思うけど。」 和「あ、悪いが無理だ。」 優己「何か用事でもあるのか?」 和「あぁ、コレからタイムセールだ。」 優&昂「……………」 和「んじゃ、そういう事で」 和は走っていった。 優己「…………アイツって俺らと同じ高校生だよな。」 昂汰「主婦か? アイツは。」 杏「中学からあんな感じだったぞ。」 優己「んじゃ、俺らだけで…」 昂汰「悪い。 コレから塾だ。」 杏「俺はコレから家の手伝いだ。」 優己「そっか。 んじゃ、1人で帰るか。」 昂汰「じゃあ」 杏「また明日ね~。」 優己「おう。 明日な~。」 ースーパーー ガー 和「フ~。 大漁 大漁。 それじゃあ、帰るかってその前にコレを交番に届けないと。」 和は懐から水晶玉を取り出した。  
/436ページ

最初のコメントを投稿しよう!

288人が本棚に入れています
本棚に追加