第二章 死の森

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  そしてエドワードは両手を合わせ、その両手を落とし穴の底に付いた。すると錬成反応が起こり、底の土が盛り上がって上へと伸び、エドワードごと落とし穴の外へと押し出した。  「良かったぁ~兄さん無事で!……にしても、一体誰がこんな罠をしかけたんだろう?結構最近に掘られたような感じだったけど……」 「どーせ前回この森に来たヤツが仕掛けて行ったんだろうよ」 「そうかなぁ……?でも地図が手に入ったわけだし、まぁいっか!」 「おぅ!よし、今度は地図を見ながらスタートだ!きっとこのバツ印の書いてある所に賢者の石の資料が埋められているんだ!行くぞ!アル!」 「うん!!」 そうしてまた、ズカズカと森の中を歩き始める二人であった………。      
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