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右京が引き上げようとした時だった、ヘルナンデスとシャーリー率いる騎馬隊が向かって来ているのが見えたのである。
右京「新手か・・・! 打撃を与えて帰還するとしよう!」
太智「いけません右京様! 速やかに撤退いたしましょう!」
優舜「何故だ太智? 軽く打撃を与えるくらいなら問題ないだろう?」
太智「あれをご覧下さい! 敵は全身を鉄で襲っています!
あれでは剣も矢も通じません、戦うのは危険です!」
太智は優れた状況判断能力で鳳英の脅威を感じ取っていた。
右京「だからこそ戦って戦力を見極めなければならない!
我々はその役目も兼ねているのだからな!」
太智「しかし・・・!」
右京「軽く戦うだけだ、危なくなったら逃げれば良い! 行くぞ!!」
優舜「それっ!!」
そう言うと右京と優舜は騎馬隊に突撃して行った。
太智「大変だ・・・!!」
右京は敵を甘く見ていた、そのためこれから起こる惨劇を予見出来なかったのであった。
右京「全身を鉄で襲うとは腕に自信の無い証拠だ!!
我々の強さを見せてやれー!!」
兵士「おおーっ!!!」
ヘルナンデス「フンッ・・・! 馬鹿め!!」
シャーリー「鉄騎兵の恐ろしさを思い知るがいい!!」
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