第二章 採用試験

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4姉妹が喜びに沸いていると、父親の影虎が娘達に声をかけた。 影虎「私はこれから友人の所に出掛けて参る、2~3日で戻るゆえ留守を頼むぞ!」 春華「了解致しました、お気をつけて!」 夏澄「親子が帰って来る頃には詩鳴様の部下になってるよ!」 秋穂「ご期待下さいませ!」 冬魅「お父様、行ってらっしゃい」 影虎「う、うむ・・・では行って参る!」 そう言うと影虎は共を連れて出掛けて行った、4姉妹は明日の試験に胸を踊らせ喜びに沸いていたのだった。 翌日、4姉妹は城に出向き試験官の流星を待っていた、しばらくすると流星が現れ4姉妹に言葉をかけた。 流星「この度の試験は詩鳴様の強い要請により実施するものだ! そのため貴女達には試験を全うする責任がある、これに同意できるか!」 春華「勿論で御座います!」 夏澄「私達は逃げも隠れもしません!」 秋穂「女性にも二言はありません!」 冬魅「同意します」 すると流星はニヤリと笑い言葉を続けた。 流星「宜しい!ではこの度の試験を見届けるため詩鳴様が立ち会われる! 各々期待に応える様に!」
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