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すると流星の呼び掛けで詩鳴が現れ玉座に座り彼女達に言葉をかけた。
詩鳴「期待していますよ、頑張って下さい」
詩鳴の優しい言葉を聞いて彼女達は喜びで胸を踊らせた。
採用試験は順調に進み、筆記、博識、武術、弁舌の試験を終えて最後の討論を迎えていた。
流星「最後の試験は私と周嘉、孔延を相手に討論をしてもらう!
我々を論破するか制限時間まで論破されなければ合格とする!」
春華「わかりました!」
夏澄「どんときやがれ!」
秋穂「討論なら自信があります!」
冬魅「頑張ります」
流星「では始め!!」
流星が開始を告げると同時に、慌てた兵士が入ってきた。
兵士「も、申し上げます!
影虎様が盗賊にさらわれました!!」
詩鳴「馬鹿な!本当ですか!!」
すると兵士の後から影虎に従って行った男が現れ詳細を語った。
男「た、大変です!突然現れた盗賊にご主人様がさらわれました!!
盗賊は東の森にご主人様を連れて逃走しました!!」
春華「何ですって!!」
秋穂「そんな馬鹿な!」
冬魅「お父様!」
夏澄「大変だ!助けに行かなければ!!」
詩鳴「お待ちなさい!!
私が影虎殿を救出致します、貴女達は試験を続けて下さい!」
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