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秋穂「待って!私も行くわ!」
冬魅「私も!」
流星「待て!お前達は試験を放棄するのか!?
言っておくが二度と試験は行わんぞ!!」
夏澄「上等だ!!」
春華「父親を見捨てるくらいなら結構です!!」
秋穂「父親の命に代えられないわ!!」
冬魅「お父様を助けたい!」
4姉妹は席を立つと父親を救うために出て行ってしまった。
流星「全く・・・だから女は情に流されやすいんだよ・・・」
4姉妹は城を出ると影虎を救うため馬を飛ばした。
すると城門で意外な人物を目にした、それは盗賊にさらわれたハズの影虎だった。
横には詩鳴が立っており、4姉妹に厳しい視線を送っていた。
春華「な、なぜ?」
夏澄「さらわれたんじゃ・・・」
秋穂「どういうこと?」
冬魅「お父様・・・」
4姉妹は訳がわからず立ち尽くしている、すると背後から流星の声が聞こえた。
流星「これが本当の試験、【忠誠心】と【状況判断】の試験だ!!」
春華「何ですって!?」
夏澄「騙したのか!!」
秋穂「やり方が汚いわ!!」
冬魅「酷い!!」
4姉妹は流星に対し口々に怒りをぶつけた、すると流星はキッと睨みつけ彼女達を一喝したのである。
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