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周嘉「私に一つ考えがあります!
人民から金を取るのではなく集めるのです!」
詩鳴「取るのではなく集める?周嘉、どういう事です?」
周嘉「はい、【富くじ】を作るのです!」
流星「富くじ?それは如何なる物です?」
周嘉「富くじとは紙に番号を印した物です、それを一枚300円で販売いたします。
その番号により当選金を設けます、一等を集金した額の5%とし、2等を3%、3等を2%とします。
紙に印した番号は金と引き換えにできる証書となります、人民は一攫千金の希望ができ活気がでましょう。
我々は集めた金の90%を運用することができます、これを定期的に行うことで資金難は落ち着きましょう!」
流星「素晴らしい!それならば皆が納得するでしょう!」
詩鳴「さすがです!早速実行いたしましょう!」
早速富くじは街のあちこちで販売された、人民の反響は好評であっという間に売り切れてしまったのである。
それは悪政に疲れた人民にとって夢のような話しであり、お祭り気分と相まって大いに活気がでたのであった。
民「おい、富くじ売ってるか!?30枚売ってくれ!!」
民「俺は40枚買うぞ!!」
店員「ごめんよ、もう売切れだよ!」
民「おい、あっちで売ってるらしいぞ!!」
民「早くしないと売り切れちまうぞ!!」
周嘉「凄い反響です!発売した端から次々売り切れてしまいます!」
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