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流星「これでしばらく資金の心配は要りません!
周嘉殿、ありがとうございます!」
周嘉「いえ、お役に立てて良かったです!」
詩鳴「これで復興も早く進むでしょう、ありがとうございます!」
周嘉「勿体無いお言葉です!
しかしこれは一時的な物です、経済的にはまだまだ安定してはいませんから・・・」
流星「それならば私に考えがあります、復興の目処が立ったからこそ可能な事です!
しかしこれは非常に思い切った事です!」
詩鳴「わかりました、話して下さい」
流星「はい、現在外国からの商品は北遼の港からはほとんど出回っておりません。
北遼以外では鳳英国と智国のみ外国からの貿易を行っておりますが、それでも大陸に出回る商品はほとんどありません。
そこで港の制限を解除して平北国で自由に売買を出来るようにするのです!」
周嘉「しかしそれでは我々の情報が他国に漏れる危険があります!」
流星「だから思い切った事なのです!
そのため厳しい条件を設けます、それを守れぬ者は権利を剥奪し、港のみの売買しか出来なくします。
また場合によっては国外追放も視野に入れます!」
詩鳴「どのような案なのですか?」
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