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私は彼に、こう尋ねた。
女の子は普通、付き合いたい男と、結婚したい男が違うんだって。
私は楽しければ何でも良いと思うんだけどさ、どう思う?
天才的な彼はこう解いた。
俺は悲しいよ、210円でカップアイスとオレンジ100%ジュースが買えないなんてね。
確かに此処はコンビニだ。
そんでアイスコーナーの前で。
君はオレンジ100%ジュースを持ってるいさ、あぁ持ってるいさ。
ストロベリー(チョコチップ入り)とオレンジ100%ジュースの食べ合わせが気になるんだ。
と、天才的な彼は言った。
結局購入なされたらしく、答えが返って来ない事を理由に、頬を膨らませるという幼稚な遊びに興じた。
天才的な彼は、膨らんだ両頬を、片手の親指と人差し指で潰し、私の口内から空気を救出してから言った。
面白ければいいんじゃね?
ふごっ。
と、私は答えた。
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