第一章

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
「あれ、俺はどうしたんだろう?」と、 目を開いて立ち上がった。 「確か俺は、、、」 考えこむ男。 「そうだ、俺は、あの日、確かに事故にあったし、助かったのか?」 男は悩んで考えている。 ふと、横を見ると、そこには、仏壇があった。 そして、男はその場に立ちすくんだ。 「なんだこれは! 俺は死んだのか!? 」 仏壇には、男の写真が飾ってある。 「俺は何なんだ。 幽霊って事なのか? いやそんな事はない。でも、、、」 そうなんだ。男の名前は、栗原優士、19歳。大学1年生だ。 この男が、今一度、 現世に戻ってきたのには、ちゃんとした理由があった。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!