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なんとか遅刻せずに到着した俺は、ようやくバックの存在に気づいて焦り始めるが、前向きな性格がそれを忘れさせてくれた。 学校には元中の人間が多く、寂しい思いはしなさそうなのが利点だった。 入学式が終わり、指定されたクラスにぞろぞろと帰って行く俺らは、この先の期待や不安などの話をしていた。 クラスに着くと見慣れたスクールバックが教卓の上においてある。 当然俺はそれが自分のもであることに気づくと、急いで中身をしらべた。
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