715人が本棚に入れています
本棚に追加
時計が7時を表示する少し前、携帯が鳴った。
ディスプレイには圭助の名前。
カスミ「もしもし。」
ケイスケ『下に着いたから、降りてこいよ。』
カスミ「今行く。」
私はタバコの火を消し、電気を消した。
酒を飲みに行くなんて久々だ。
足取りも軽く、寮の駐車場に向かった。
圭助は酒が飲めないから、いつも運転手がわりだ。
圭助の車に乗り込んだ。
サクラ「先輩、あのね、この頃できたクラブに行きたいんだけど。」
カスミ「飲めればどこでも。」
ケイスケ「香澄は変わらないな。」
圭助が大笑いしていた。
最初のコメントを投稿しよう!