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否定と肯定
必死で生きようとしてた
自分を傷つけてでも
生を肯定したかった
生きることの素晴らしさを
見い出してみたかった
見つめれば見つめるほど
世の汚さが見えてくる
「生きたい」
そう願ってる自分がいて
「死にたい」
そう思ってる自分がいた
綺麗事を並べ立てた世界から
素晴らしさを見い出せるの?
生きたいと信じたかった
自分を見失ってでも
死を否定したかった
死することの無意味さを
思い知りたかった
そうすればそうするほど
命の儚さが見えてきた
「生きたい」
そう思ってたはずなのに
「死にたい」
そう願ってる自分がいた
静寂感が溢れた此の世界から
無意味さ以外見い出せるの?
「死にたい」
そう願ってる自分がいて
「死ぬから」
そう告げてた自分がいた
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