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僕が自殺を決めたのは、自分を偽った生活に疲れたのと、周囲の人間が余りに愚かで滑稽に見えたから。
何故人は生きなければならない?
いや生きなければならないのではないのだ。
現に、僕は今死のうとしている。
なら何の為に人は生きるんだ?
100年足らずの短い生涯に何を求めて暮らすんだ?
どうせ100年後には死んでるのに。
そう、僕が今死のうが100年後に死のうが何ら変わりは無いということだ。
だから僕は死ぬ。
こんなつまらない世の中とはオサラバだ。
僕は鉄柵に足をかけてゆっくりとした動作でそれを乗り越えた。
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