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「レナ、このキャンドルを見て……」
とっても大きなキャンドルが、どうくつのテーブルの上に立ててあります。
「今からこのキャンドルに火をつける……」
どうくつの中が、ほんのり明るくなりました。
「レナ、俺はレナの事を愛してる!」
「私もよ! るうく!」
「ここは2人しか知らない『ひみつのどうくつ』だよな……」
「そうよ… 2人だけの『ひみつのどうくつ』……」
「もし… もしな… レナが俺の事を嫌いになったり、他に好きな人が出来たら……」
「待って! るうくの言ってる意味がわからない……」
「レナ、最後までちゃんと聞いて…… 俺の事が嫌いになったり、他に好きな人が出来たら、このキャンドルの火を消してくれ!」
「……だから言ってる意味がわからないって……」
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