僕と女の子。

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「翔梧と薫は何か入るの?」 うん一番これが気になるよね! 「自分は何にも入らへん。」 「俺もかな。」 つまらなさそうに二人は言っているけど、僕がつまんないよ。 あれ? 僕我が儘だ。 「なら僕もいいや。 そのうち見付かったら入ればいいだけだしね!」 「せや! おっ?あれは! 音子! 雫流!」 えっ誰? ってかもの凄い勢いで… 「こんな所で叫ぶな!!」 ウギャァ! あっ翔梧に見事なドロップキックが決まった。 「全く恥ずかしい奴。 おはよ薫!」 ドロップキックを決めたちょっと気の強そうだけど、可愛いらしい女の子は、地面に伏している翔梧に吐き捨てた。 「雫流早いよ…っ。」 息切れして顔が下がっている女の子。 んっ? どっかで見た覚えがあるよね…? 思い出せないけど…。
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