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「そんなことがあったんですね…」
「ええ…
だから聞きたいことも山ほどあって…」
「分かりました。
ならこの白玉楼の主に会って下さい。
主ならきっと色々知ってらっしゃるはずです。
ではついてきて下さい、え~と…」
名前かな?
そういえば名乗ってなかったしな…
「俺は秋篠霜次、
以後よしなに」
「霜次さんですね。
私はここ白玉楼の庭師兼剣術指南をしてる魂魄妖夢と言います。
では改めて霜次さん、私が案内しますので…」
俺は言われた通りに
ついていくことにした。
何故なら、今現在で唯一の情報源だったからだ。
俺はもう階段をのぼり終えて屋敷の中に入っている。
階段もすごかったが…やはり屋敷もすごかった。
何これ、みせしめ?俺の家の何倍の広さだよ。
庭も綺麗だし、
昼寝とかにもってこいだ。
なんてことを思いながらボ~っと屋敷の中を見まわしていると、彼女は1つの部屋の前に止まった。
「幽々子様、よろしいでしょうか」
屋敷の主の部屋についたらしい…
どんな人が出てくるんだろうか。
「妖夢ね~、どうしたの?」
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