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「そうなの?
まぁ良いわ、本当に来たばかりのようだし、さしずめ私の所に来た理由も此処について色々知りたいからでしょう?」
「おっしゃる通りで」
「じゃあ聞かれる前に此処がどこか話すわよ?
ここは『幻想郷』
妖怪と人間が共存し、あなたの世界の非常識が常識になる世界よ」
「へぇ…非常識が常識にですか
しかしなんたって俺はこの世界に来てしまったんです?」
「それは多分連れてこられたのよ」
「連れて来られたって…誰に?」
「まぁそのうち分かるわ」
「そうですか…
情報提供感謝します」
俺はその場で一礼し、御礼を言った。
すると、幽々子さんは笑顔で良いのよと返してくれた。
それからしばらくして少女がお茶を出してくれた。
とりあえず宿を探さねばと思い、失礼しようとしていたところだったが
せっかく出してくれたのでもらうことにした。
「ところで霜次は
これからどうするの?」
「どうするって生活のことですか?」
「もちろん」
「これからの事は
まだ考えてないです
今日はとりあえずどこか宿に泊まって、
明日から考えようと思ってまして…」
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