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「君…なにやってんの?」
そう『誰か』は聞いてきた
よくみれば、
顔立ちは整っている。
髪は黒で肌は白い。
制服は少し緩く着ていた。
「君には関係ないよ」
「関係あるよ。」
これ以上喋るとずっと続きそうな予感がしたので、
私は男の子の応えに
答えなかった。
「名前は?」
どうでもいいのに。
放っておいてほしいのに。
この人は
私に
喋りかけてくる。
――こんな人初めてだった
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