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「ぐあっ……。」
男が高杉にタックルをしたが、彼は苦痛な悲鳴を上げて左目と左肩と腕と腿全体に銃弾を浴びる。
その他の箇所は無事だった。
男は全身を銃弾に浴びたので即死の状態で倒れる。
「……!!オイ高杉!しっかりしろ。」
幼馴染みの桂小太郎は、それに気づきひすれ伏す形で立っている血まみれの高杉に声を掛ける。
「ちっ…油断したなァ。」
高杉は自嘲気味に薄く笑うと、出血のし過ぎでその場に倒れ意識を失った。
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