序章

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飴が溶け切るまでの時間を、ベッドに腰を下ろして過ごす。 こうしていると、このベッドでヒロに触れられ、悶える優希を、私は毎日思い出す。 ほんの少しの嫉妬として。 私はヒロと出会ったバーに行き、ヒロと結ばれた。 あれから、もうすぐ一年になる。
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