序章

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何かを思い付いて、デスクに座り、パソコンを立ち上げた時にはもう遅い。 何を思い付いたのかを、どうしても思い出せない。 ひらめきとはそんなものだ。 確かに文章にできるいいものだったはずなのに。 それを思い出すべく集中しようとする時、口元が寂しい。
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