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「犯人は、あなたです。」 眼鏡をかけた学生服の少年が、見るからに年上である数人の人間達のいる部屋の中で、その部屋の持ち主である二十代後半ぐらいの男性を指差した。 「ちょ、ちょっと、何を言い出すんだ。俺にはアリバイがあるんだぞ。あの時間に部屋で友達と会っていたっていうな。」 男性は少年に指を指されてビクッとしたが、すぐさま自信満々の顔に戻った。
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