プロローグ

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「ええ、あなたは犯行当時、友達と会っていました。それはその友達の方からの証言で分かっています。」 「そうだろうが、俺には完璧なアリバイがあるんだ。」 男性は焦っていた。 完璧なアリバイがあるというのに、その少年の眼は自分を犯人であると確信しているからである。 「何だよ、その眼は。俺を犯人にしたいなら、このアリバイをどう説明するんだ。」
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