プロローグ

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その言葉を聞いた男性は崩れ落ちた。 「町田敏弘、飯田典久殺害の容疑で、逮捕する。」 少年の横からタバコを加えたおじさんが、愕然としている男性の腕に手錠をかけた。 「何で俺が犯人だと?」 男性は連れられて行く前に、少年に問い掛けた。 「あなたが洗濯物を取り込んだからですよ。昨日は昼まで雨で、しかもその後はずっと曇りだった。洗濯物を出していたとしても、乾いてないはずですから、取り込むのはおかしいでしょう?」
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