10509人が本棚に入れています
本棚に追加
/962ページ
翌日――――
「おはようございます」
出勤すると、既に店長と聖が来ていた。
店「おはよう」
聖「おはよう。玲奈ちゃん」
聖への気持ちを自覚してしまったせいか、どうしても聖を直視できない。
店「昨日、みんな辞めさせたから、従業員足りなくて…社長に言ったらとりあえず2人、人を回してくれるみたいだよ」
社長とは恐らく杏奈の事だろう。
?「すみません!!月城社長にここに行くよう言われた者ですが………」
入り口の方から声が聞こえて、振り返ると、聖夜と、幼なじみの裕也がいた。
「聖夜!?裕也も……なんで?」
聖夜「杏奈に頼まれた」
なるほどね(笑)
簡潔でわかりやすい解答どうも…
裕「玲奈がバイトかぁ(笑)なんか想像つかないな~(笑)」
何気に失礼な事言ってるよね(笑)
店「じゃぁ二人とも…自己紹介を…」
聖「ちょっと待って!!!!玲奈ちゃん、ちょっと来て!!」
聖が店長の言葉を遮って言う。
聖はそのまま事務所へ入って行ってしまった。
どうしたんだろ?
不思議に思いながらも、聖について事務所へ入る。
最初のコメントを投稿しよう!