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その日はなんの問題もなく、バイトを終えた。
聖夜「玲奈~。帰ろうぜ」
片付けを終えて言う聖夜。
「あ~私今日自分のマンションに帰るから、迎え呼ぶ」
私は、両親に頼んで一人暮らしをしていた。
と、言っても月の半分くらいは実家にいるけど。
理由は聖夜と朔夜がうるさいから。
聖夜「分かった。じゃぁ気をつけてな?お疲れ様」
そう言うと、聖夜と裕也は帰って言った。
しばらくすると、店長と聖が事務所から出て来る。
聖「お待たせ。じゃあ行こうか?」
「はい」
そう言って二人で店を出ようとすると、店長が茶化すように言う。
店「なんだ?二人でどっか行くのか!?聖!!結城さんに手ぇ出すなよ」
茶化す様に言ってるけど、顔はいたって真剣で(笑)
恐らく、店長は私が社長の娘だという事を気にしているのだろう。
聖「うっせぇよ!!くだらねぇ事言ってんじゃねぇぞ!!ハゲ!!」
初めて聞いたけど……
聖も私に負けず、口が悪いみたい(笑)
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