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「……なぁ、おま……君、誰なん?」
取り敢えず質問しないと始まらないからな
出来るだけ優しく接しないと、ただでさえ目つき悪いから泣かせる羽目になっちゃうよ
「私は……妹……」
「誰の?」
「…………」
美少女はゆっくりと人差し指を俺に指した
笑うセールスマンみたいにな
「……俺の?」
再度訊くと美少女は申し訳なさそうにか、ゆっくりと頷いた
ファックアップだド畜生!!
なんで妹やねん!!
できちゃった子供の方がまだ信憑性あるわい!!
でもこの目つきの悪さは俺と同じ血か!?
ど~すンだ!?
ど~すンの俺!?
「いやまさか新手のサギとか……?ちなみに…………俺の妹たる証拠は?」
「あるよ」
ォージーザス!?
「そーいえば……お手紙あります」
いらない……!!
決して受け取りたくありませんな。
「読み上げますか?」
「……いや、読むからいいよ。」
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