悪魔のお礼
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少女「ちょっと待って!まだ読んでない本だってあるのに、こんなことで死にたくないよ!」 悪魔「人の人生は、中途半端なところで終わる人が多いのだぞ」 すると、何かを思い出したように悪魔は手をポンッと叩いた。 悪魔「こんな話がある。昔あるところに男がいた。その男は山で熊を狩ろうと山に出掛けた。山で熊を探していると、小さな鹿が罠に掛かっているのに気付いた。少し可哀相な気持ちなった男はその鹿を助け―」
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