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少女「今日は…どれにしようかな?」
少女は常連だけあって、どこにどんな本があるかぐらい手に取るように分かる。さすが常連さん。
もしかしたら…従業員よりもこの少女の方が、図書館については詳しいかも知れない。
少女「今日は恋愛系の本でも読もう」
少女は恋愛小説が置いてある本棚の場所へと移動し始めた。
目的の本棚まであと3棚……という地点で、少女は左側の本棚から妙な本があることに気付いた。
足を止め、その本棚にあった妙な本を見つめた。
その本の周りには色鮮やかな背表紙の本たちが並んである。
しかし少女の見つけた本の背表紙だけ真っ黒だった。
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