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『俺…こんなつもりなかったんだけど…』
『私も楽しみましたから大丈夫です』
『もう会ってくれないよね?』
『先生が会いたいなら来ます。こんなの馴れてます』私は小声で言った
『そんな意味じゃなくて!』と龍平先生は怒った
『私はそうやって世間渡って来たから…それに』
『なに?』
『先生セックス上手いから(笑)楽しめるなら私も会って良いって事です』と私は服を着ながら笑った
『良いほうにとっとくよ(笑)いい詩書くから任せて』
いい人だ…この人
石橋とはまた違う、いい人…
私達はホテルのカフェで朝食をとった
マンションに帰る前に私は公園により桜を眺めた
もうすぐ梅雨になり、桜の葉はいいかおりを放ってくれるだろう…
雨の日の桜…格別にいい
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