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ホテルにはもう龍平先生が来ていた
『一応書いてはきたんだけど、仕上げみたらまたイメージ違ってきたな…』とイラストを見つめていた
そしてかばんからノートをだすと、ペンを走らせた
私は1時間ほどそれを眺めていた
コーヒーを飲んでると、龍平先生の手が止まった
『どうでした?』
『結構いいのできたと思う。見て』とコピーしたイラストに書かれた詩を見せてもらった
私がヒョウを拾った場面を見られたような、そんな気持ちにさせる詩だった
『なんか心見透かされたみたいな感じです。いいですね』
『そんな気持ちになったことあるのかな(笑)』
『そりゃありますよ』
『君を初めて見た時、俺は二十歳だったんだ。どんなしっかりした子なんだと思ったら、16歳の可愛い少女だった。でも17の時の君の絵は少し疲れたような感じで、あの雪の中の青い花の絵は、見て涙でた』
『あれは…大人への精一杯の抵抗だったんです。あれをわかってくれた人…もう一人いたんですね』
先生は私の髪を掴むと激しいキスをした
『のばら…今日はちがう愛しかたしてもいいな?』
『え?』
『のばらにもっと、いろんな感性を持ってもらいたいから…』
私は裸にされると椅子に座らされ、手足を拘束された
足は大きく開かされた
『痛いか?』
『ううん…でも恥ずかしいです』
『じゃあ目隠ししてあげよう』とアイマスクをされた
時々乳首や、太腿にふれる舌に身体がびくびくした…
今から何が始まるんだろうか?
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