また違う感覚

4/7

1160人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
ホテルにはもう龍平先生が来ていた 『一応書いてはきたんだけど、仕上げみたらまたイメージ違ってきたな…』とイラストを見つめていた そしてかばんからノートをだすと、ペンを走らせた 私は1時間ほどそれを眺めていた コーヒーを飲んでると、龍平先生の手が止まった 『どうでした?』 『結構いいのできたと思う。見て』とコピーしたイラストに書かれた詩を見せてもらった 私がヒョウを拾った場面を見られたような、そんな気持ちにさせる詩だった 『なんか心見透かされたみたいな感じです。いいですね』 『そんな気持ちになったことあるのかな(笑)』 『そりゃありますよ』 『君を初めて見た時、俺は二十歳だったんだ。どんなしっかりした子なんだと思ったら、16歳の可愛い少女だった。でも17の時の君の絵は少し疲れたような感じで、あの雪の中の青い花の絵は、見て涙でた』 『あれは…大人への精一杯の抵抗だったんです。あれをわかってくれた人…もう一人いたんですね』 先生は私の髪を掴むと激しいキスをした 『のばら…今日はちがう愛しかたしてもいいな?』 『え?』 『のばらにもっと、いろんな感性を持ってもらいたいから…』 私は裸にされると椅子に座らされ、手足を拘束された 足は大きく開かされた 『痛いか?』 『ううん…でも恥ずかしいです』 『じゃあ目隠ししてあげよう』とアイマスクをされた 時々乳首や、太腿にふれる舌に身体がびくびくした… 今から何が始まるんだろうか?
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1160人が本棚に入れています
本棚に追加