桜の木の下で

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富良野と言うところにたくさんの花が咲いていると聞いて私はレンタカーを借りて行ってみた 北海道は広かった その場所は…この世とは思えないくらい色とりどりの花が無数に咲いていた 管理している人に許可をもらって散策させてもらった 自然の色とは…神様が与えた色なのだ!私は花をスケッチして色を入れた 茶色い土があり、緑の茎と葉…そして花びら、花しん…神様が造った色 どの花も愛おしくて涙がでた きっとこの中に私の思う白はあるはずだ 二つの白い花が私の目をひいた。管理人さんに花の名前を聞いた。シレネユニフローラとサポナリアオフィシナリス こんな綺麗な白はみたことなかった清純で高貴なそれでいてやさしい白 ほんの少し、青が混ざっているのかと勘違いするくらいの白だった 私はここに3日通ってスケッチした 龍平先生もここにきたんだろうか?この花を見て感動したんだろうか? 先生に相談してよかった 私は宿泊してるホテルからヒョウに電話した 『来たかいがあったね。日本に帰ったらその絵は僕が買うから』 『うん、ちゃんと置いておく。風邪とかひいてない?大丈夫?』 『のばらこそ、ちゃんとごはん食べてる?』 『食べてる。ちゃんとね』 ピルをやめてから少し痩せたが、医者にきくとそうなることもあるらしい 体調管理の為、人間ドックまてはいった 仕事してる以上病気なんかしてらるない
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