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~違和感その4~
「流石にこれには目を背けていたかったが……」
そう、普段なら寝起きと共に元気に首を持ち上げるマイサンの存在感が心なしか薄いというか……。
ごくり
いくら考えても行動を起こさなければ何も始まらないな。
意を決しよう。
……いや、ぶっちゃけこうやって違和感探したり色々考えているのも前向きを装った現実逃避なんだけどさ……。
……気を取り直して、右手を股間に。
マイサンの感触は………………なかった。
「ああああああああぁ……」
思わず前のめりに倒れ込み手をつく。
いや、ないわけないだろう!? ズボンとパンツ脱いで確認すればあるはずさ!!
……という思考も持ち上がったが、直視する勇気はなかった。
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